類似品は超音波でも
音を発する商品が
多く、
住環境での使用は向きません
単1乾電池8本にて半年稼働
家庭用電源使用可能
イノシシ/シカが嫌い、
人やペットには
聞こえない
20kHzの超音波を照射
無音で300度の範囲を守る
商品はニゲテックのみ
スコップとハンマーで
簡単に設置可能
杭を地中に埋めるので
強風でも安心
夜間だけの使用なら
ソーラーパネル10Wで
メンテナンスフリー
乾電池使用の場合
年間2,500円程度
センサーを3方向に配置し
害獣を広角に検知
代理店での取り付けは
別途取付工賃がかかります
お客様ご自身でも設置は可能です
ニゲテックは、3つの赤外線センサーにより
最大300
度、面積にして最大180平方メートル程度(1.8a / 54坪)の広範囲でイノシシやシカの動きを見張ります。赤外線センサーは、直線距離にして8mで検知。
熱源の動きを検知するタイプのため、動物の出没が無
い場合は、待機状態になっています。
ニゲテックについて動画でわかりやすく紹介します。
①ニゲテックとは2021.9.掲載
②最大有効範囲について2021.9.掲載
③設置事例-集落での設置事例&導入者様インタビュー2021.10.掲載
④設置事例-とある別荘での設置事例2021.10.掲載
⑤初期設定・設置手順2021.10.掲載
道路からの侵入を防ぐ
山からの侵入を防ぐ
集落での使用例
標準仕様は電池での稼働ですが、ここでは電源を電柱から引き使用、電気代は農事組合法人が支出
この集落のニゲテックがNHKサイエンスZEROで紹介されました
3ヶ月後
ゴルフ場のゲートに設置
ゲートに設置することで侵入を阻止
敷地内には柵を設置済み
OBエリアに設置
柵との併用によりフェアウェイへの侵入を阻止
山の獣道から墓地への侵入を阻止
踏切での使用イメージ : 柵を設けられない踏切での使用は効果的
踏切での使用イメージ : 柵を設けられない踏切での使用は効果的
県立広島大学と地元メーカーが
手を合わせた確かな技術力
商標登録情報
登録第 5916725 号
特許情報
特許第 6139395号
「 害獣威嚇装置及び害獣威嚇システム 」
出願人:公立大学法人広島大学/ラボテック株式会社
発明者:三苫好治 吉川 恵 山田 寛
社名 | ラボテック株式会社 |
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住所 | 〒731-5143 広島県広島市佐伯区三宅1丁目3-26 |
TEL / FAX | 082-921-1111 / 082-921-1112 |
コーポレートサイト | https://www.labotec.co.jp/ |
ニゲテック製品ページ | https://www.labotec.co.jp/nigetec |
名称 | 超音波式害獣忌避装置 NIGETEC |
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型式 | LTN-300 |
検知方式 | 焦電型赤外線センサー検知 |
検知範囲 | 最大角約300度、最長約8mまで検出 |
定格 | DC12V 約200mA以下 (待機時:約5mA以下/運転時:200mA以下) |
音量 | 1m先にて80dB以上、5m先にて70dB以上 |
外形寸法 | W292×D260×H230(mm) ※取付金具等含まず |
電源 | メイン電源:単1型アルカリ乾電池(8個) 外部電源:DC12V電源と接続可能(別売) |
使用可能時間 (目安) |
約20回/日の運転でおよそ180日間稼働 (単1型アルカリ乾電池8本使用) |
作動条件 | ●動物の持つ熱源をセンサーが検知し、超音波を 約20~30秒間照射。(遅延機能ON状態の場合、約3 秒後に照射) ●対象動物の動きに合わせて、 「待機~対象動物検知~超音波照射~待機」を繰り 返す。 |
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重量 | 本体:約5.6kg 乾電池:約1kg |
使用温度範囲 | 0°C~40°C |
設置場所 | 屋外(固定式) |
適用動物 | イノシシ、シカ(他の動物への効果は未検証) |
オプション | DC12V電源アダプター 設置用ポール(単管パイプ直径48.6mm 長さ1.5mから2m) ソーラー式電源ユニット:特注品 |
商品構成 | ソーラーパネル10W、充放電コントローラー、バッテリー、 本体取付用金具、防水ケース (受注生産のため、仕様・価格が変更となる場合があります。) |
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納期 | 1~2か月程度(受注生産のため)、事前にお問い合わせください。 |
ソーラーパネル設置に関 しての情報 |
ソーラーパネル10Wタイプ受注生産品 ニゲテック本体上部へ取り付け。 |
設置場所周辺の 環境条件 |
草むら・木々や日陰の有無、冬季の気温、人・車通行の頻度等によりバッテリーの充電が間に合わず、 設置に適さない場合あり。日当たりのよい開けた場所で,夜間のみ使用の場合は問題ないと思われます。 |
Q1装置の操作は簡単ですか?
A1
NIGETEC は、全て本体横にあるスイッチのON/OFF で設定するため、操作はとても簡単です。
NIGETECが持つ機能としては、以下のものがあります。
・「可聴音切替スイッチ」・・・超音波が可聴音に切り替わり、装置の動作確認・電池残量の確認が出来ます。
・「LED スイッチ」・・・LED を点滅させ、装置の動作確認・センサーの検知動作確認が出来ます。
・「昼間運転スイッチ」・・・ON で常時待機、OFF で夜間運転のみに限定することが出来ます。
・「遅延スイッチ」・・・ONでセンサー検知から超音波出力までを約3秒間遅らせます。
Q2メンテナンスについて教えてください。
A2
電池交換以外で特別なメンテナンスは必要ありません。
ただし、本体周辺の草木が伸びることで赤外線センサーの検知能力が低下し、効果が最大限発揮出来ない場合がありますので、本体周辺の整備などをお勧めしております。
Q3超音波による人体(聴力低下など)への影響
はありませんか?
A3
無音での超音波照射ですので、聴力が低下するなどの影響が出るとは考えにくく、また、現在のところそのような報告は受けておりません。
ただ、可聴音切替えスイッチにて可聴にした場合は大音量(鼓膜を傷付けるほどの大音量ではないですが、キーンという非常に高い音。)が出ますので、動作確認程度の短時間のご使用をお願いしております。
また、超音波は無音とはいえ、高周波の音を発しているので、本体間近での長時間作業の場合は一時的に電源を切ることをお勧めしております。
Q4どのような場所への設置が最適ですか?
A4
大きくは2通りの設置方法があると考えております。
1つ目は、特定の侵入経路が分かっている場合、イノシシが移動するルート(獣道や道路)を特定し、その出入り口付近に本体を設置する方法。この場合、侵入を防ぐ防護柵と併用すると一層の効果があります。
2つ目は、敷地全体を複数台で守る方法。柵が設置出来ない場所や景観的に柵が向いていない場所、柵をすぐ壊される場所などで、8メートル間隔で本体を設置すると敷地全体を守る事ができます。
Q5対象動物を教えてください。
A5
開発実験での対象はイノシシになります。
ただ、実績/映像解析からシカにも効果がある事がわかっています。
イノシシ・シカ以外にも「アライグマ」「キツネ」などが、徐々にNIGETEC 周辺に近づかなくなるという結果が出ています。 しかし、各動物とも個体管理下の実験ではないため、あくまでも当社独自の見解です。
Q6イノシシはどのような忌避行動を取るのです
か?
A6
当社が独自に行った撮影では、①(驚いて)来た方向に振り返って逃げる②(驚いて)もともと進んでいた方向へ走って逃げる③歩いて来た方向へ後ずさりしながら戻っていく、という3パターンの忌避行動を確認しています。当社の見解としては、①~②の驚いて逃げるパターンよりも、③の後ずさりしながら忌避するパターンの方が、明らかに超音波を嫌がっているため、その後の出没率に大きな影響があると考えています。
Q7超音波は本当に動物に対しての忌避効果があ
るのですか?
A7
超音波だけが絶対的な忌避効果を生み出すわけではありません。野生動物は物理的なもの以外では、主に「視覚」「嗅覚」「聴覚」で感じたものに、嫌悪感を示したり、危険を感じると考えています。 NIGETECは「聴覚的」に動物へ嫌悪感を与えるものですが、超音波を常に出力し続けているわけではなく、赤外線センサーが動物の動きを検知した時のみ、大音量の超音波を発生させるため、動物からすれば「特定の場所に近づいた時だけ、大きく甲高い音が鳴る」という感覚になり、それを何らかの危険だと判断し、NIGETEC 周辺に近づかなくなっていると考えています。仮にセンサー検知式ではなく、常に超音波を出し続けていれば動物が音に慣れてしまう可能性がありますが、「赤外線センサー」と「超音波」の組み合わせが、長期間に亘り音慣れを防止していると考えられます。また、音を避けて迂回しないように、防護柵で行動範囲を限定させることで効果はさらに上がります。
Q8設置した直後から忌避効果が出るのですか?
A8
当社が独自に行った実験では、設置後3 ヶ月を目安に、徐々に装置周辺に近づかなるという結果が出ています。映像からは、驚いて逃げる個体、音へ耐性が強い個体など、様々な個体を確認しましたが、超音波を嫌がってそれまでとは違う移動ルートをとったり、徐々に生息域を変化させていると考えられます。しかし、地域環境により野生動物の生態は大きく異なるため、効果の早い遅い、効果の有無については一概には言えません。野生動物が人里に出没する最大の理由は、食料の確保ですので、野生動物の性別、出没する季節、防護柵の有無によってもその行動は変化します。
当社はデザイン会社として地方創生事業部を立ち上げ、耕作放棄地問題や農作地域の活性化に向き
合ってまいりました。そこで直面した害獣問題の深刻さを痛感し、メーカー協力のもとニゲテック
を使った害獣対策活動を行っております。小田原での試験運用を経て、確かな効果を実感し販売さ
せて頂いております。現地調査やモニター販売等もおこなっておりますので、ぜひ、お気軽にご連絡頂ければと思います。
国策として狩猟による適正数への減少も必要。そしてまた、本来の山に戻すのも必要。
すべてはバランス。目の前にある被害を、動物への危害を最小限に抑えながら最大限の効果でくい
止める。ある国では、動物を本来の山で生息させるために、人の手で山中に餌場を作り出し、人里に来させないようにしているという。
とてつもなく手間とお金をかけた事業であるが、元々は自然界を拝借しているのは人間。
恩恵に対しての感謝と恩返しはするべき。自然界に対して謙虚な姿勢を持ちながら、豊かで安全な環境づくりに励みたいと思っております。
「人と動物、人と森との共生」を未来に、、
SDK 代表 高山 仁